軟水や硬水ってよく聞くけど違いがはっきり分からない。
水道水って軟水と硬水のどっちなんだろう?
こんな疑問を簡単に解説します。
私は平成26年から自宅で軟水器の使用を開始しています
軟水器を実際に使用することで軟水と硬水の違いについて水への知識を広げてきました。
軟水は肌の乾燥予防や洗濯物がふっくら仕上がること、掃除の手間が少なくなるなどなどメリットが多くありました
使ってみた結果は大正解。コスト面を考えてもメリットが大きいと感じています
軟水に興味のある方に向けて実際に使ってみた感想も踏まえながら解説します
軟水について簡単に解説します
軟水とは上記のカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの硬度成分が含まれないものをいいます。
硬水とは水に含まれているカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの硬度成分が含まれているものです。
軟水と硬水の基準値とは?
軟水と硬水の基準値としてWHO(世界保健機関)の情報は下記です。
0~60ppm/l未満 | 軟水 |
60~120ppm/l未満 | 中程度の軟水 |
120~180ppm/l未満 | 硬水 |
180ppm/l以上 | 非常に硬水 |
このように軟水と硬水にも基準値があります。
軟水と硬水の見分け方について
軟水と硬水の見分け方として参考になるのが硬度表記です。
硬度表記は主にミネラルウォーターのラベルに掲載されています。
「硬度〇〇〇ppm」と表記されているものがそれにあたります。
この表記が高い物であれば硬水になりますし、低いものだと軟水と言うことになります。
ミネラルウォーターをよく飲む方は一度硬度を確認して飲み比べてみると違いを感じることが出来るはずです。
他にも「日本水道協会」の水道水質データベースを使って全国の各地域硬度データを閲覧できます。
自分の住んでいる地域の硬度が気になる方は近しい地域のデータを参考にされるといいかもしれません。
日本で普段使っている水道水は硬水なの?
私たちが普段使っている水道水は日本の地域によって高度に違いがあります。
軟水と言っても硬度を実際に計測してみないとわからないということです。
日本は海外と比べて硬度はどのくらい?
日本は海外に比べると軟水の地域になります。
ですが、沖縄や鹿児島の地域など硬水の地域もあります。
硬度が30~80ppmくらいの範囲の地域が多いので、
平均すると軟水の地域が多い国と言った表現がいいかもしれません。
硬水になる地域の原因って何?
基本的には雨や雪が地表からカルシウムやマグネシウムなどの硬度を含む成分の地層を経由することにより硬水に変化します。
海外では軟水と硬水の地域の分布ってどうなっている?
ヨーロッパやアメリカなどの大きな大陸地域の水は硬度が高いことが多いです。
その中でも島はその地域によって硬度が大きく変わります。
まとめ
軟水についての簡単な説明をしていきました。
軟水に興味のある方は他にも軟水についての情報を発信していますので確認してみてください。
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